エリブリンメシル酸塩は、チューブリンの重合を阻害して微小管の伸長を抑制することで正常な紡錘体形成を妨げます。その結果、G2/M期で細胞分裂を停止させてアポトーシスによる細胞死を誘導し、腫瘍増殖抑制作用を示します。
【引用】
1)Towle, M. J. et al.:Cancer Res.,61,1013(2001) [HAL-0002]
2)Kuznetsov, G. et al.:Cancer Res.,64,5760(2004) [HAL-0003]
3)Jordan, M. A. et al.:Mol. Cancer Ther.,4,1086(2005) [HAL-0004]
4)社内資料: エリブリンメシル酸塩の作用機序に関する検討 [HAL-0060]
5)ハラヴェン静注1mg 添付文書 2016年2月改訂(第6版) 【薬効薬理】 1.作用機序
【関連情報】
特にありません。
【作成年月】
2018年1月