【ハラヴェン】
重大な副作用の種類と症状は?
(1)重大な副作用注1)
1)骨髄抑制 白血球減少(99.2%)、好中球減少(98.5%)、リンパ球減少(63.6%)、貧血(23.5%)、ヘモグロビン減少(21.2%)、発熱性好中球減少(12.1%)、血小板減少(9.1%)、赤血球減少(3.8%)、汎血球減少(頻度不明注2))等の骨髄抑制があらわれることがあるので、頻回に血液検査を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行ってください。
2)感染症 敗血症(頻度不明注2))、肺炎(頻度不明注2))等の感染症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行ってください。
3)末梢神経障害(末梢性ニューロパチー) 末梢神経障害(28.0%)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、しびれ等の症状が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行ってください。
4)肝機能障害 肝機能障害(8.3%)があらわれることがあるので、肝機能検査を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、減量や休薬等の適切な処置を行ってください。
5)間質性肺炎 間質性肺炎(1.5%)があらわれることがあるので、胸部X線検査等を行うなど観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行ってください。
6)皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形紅斑 皮膚粘膜眼症候群(頻度不明注2))、多形紅斑(頻度不明注2))があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行ってください。
注1) 国内臨床試験における副作用発現頻度に基づいて、発現率を記載しました。
注2) 自発報告もしくは外国臨床試験で認められた副作用は頻度不明としました。
【引用】
・ハラヴェン静注1mg添付文書 2016年2月改訂(第6版) 【使用上の注意】 4.副作用
【関連情報】
特にありません。
【作成年月】
2018年1月