電子添文には、作用機序に関する以下の記載があります。(引用1)
エトスクシミドは視床神経細胞でヒトT型Ca2+チャネルを治療上適切な濃度で遮断し、低閾値Ca2+電流(T電流)を減少させる。(引用2)
視床神経細胞での高振幅のT電流スパイクによる3Hzの棘徐波活動などの発振活動が欠神発作に関与しており、エトスクシミドによるT電流減少が欠神発作抑制に関連すると考えられる。
【引用】
1)エピレオプチマル散50%電子添文 2022年1月改訂(第1版) 18.薬効薬理 18.1作用機序
2)Gomora J. C. et al.:Mol. Pharmacol., 60(5), p1121-1132, 2001[EO-0097]
【更新年月】
2022年8月