総症例2,081例中、149例(7.16%)の副作用(臨床検査値異常を含む)が報告されています。(再審査終了時)
(1)重大な副作用
循環器 一過性心停止、心室頻拍(torsades de pointesを含む)、心房粗動、心室細動(各0.1~5%未満)、Adams-Stokes発作(0.1%未満)があらわれることがあります。このような場合には、本剤の投与を中止し、次の処置法を考慮してください。
1)ドパミン、ドブタミン、イソプレナリン等の強心薬投与
2)IABP等の補助循環
3)ペーシングや電気的除細動
〔本剤は半減期が長いので、上記の処置はできるだけ長時間持続する必要があります。なお、血液透析は無効です。〕
(2)その他の副作用
注)心電図及び血圧に異常な変動が観察された場合には、このような症状があらわれることがあるので、投与を中止し、適切な処置を行ってください。
【引用】
・タンボコール静注50mg 添付文書 2019年3月改訂(第15版)【使用上の注意】 4.副作用、8.過量投与
【更新年月】
2019年9月