1.興奮鎮静作用(迷路反応を鎮静する)
健康成人による実験的迷路刺激及び家兎を使った実験的迷路性平衡失調に対し、トラベルミンは著明な迷路反応鎮静作用を示しました。また耳性眩暈(急性発作性眩暈)に使用し、有効性が認められています。(①)
2.興奮抑制作用(嘔吐中枢の興奮を抑える)
ジフェンヒドラミンは、イヌの実験において、悪心・嘔吐の原因となる嘔吐中枢に作用し、その興奮を抑制する作用を有することが認められています。(②)
(参考)
・トラベルミン配合錠 添付文書 2015年6月改訂(第9版) 【薬効薬理】
・トラベルミン注 添付文書 2008年11月改訂(第5版) 【薬効薬理】
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文献請求番号 | |
① |
渡辺勇ら: |
耳鼻咽喉科, |
25, |
1 |
(1953) |
T-0001 |
② |
久本一与: |
岡山医学会雑誌, |
65, |
145 |
(1953) |
T-0002 |