【ネオフィリン・注・注PL】 禁忌及び特定の背景を有する患者に関する注意事項について教えてください。
電子添文には、禁忌、特定の背景を有する患者に関する以下の記載があります。(引用1)
■禁忌
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤又は他のキサンチン系薬剤に対し重篤な副作用の既往歴のある患者
2.2 12時間以内にアデノシン(アデノスキャン)を使用する患者
■特定の背景を有する患者に関する注意
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 急性心筋梗塞、重篤な心筋障害のある患者
心筋刺激作用を有するため症状を悪化させることがある。
9.1.2 てんかんの患者
中枢刺激作用によって発作を起こすことがある。
9.1.3 甲状腺機能亢進症の患者
甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強することがある。
9.2 腎機能障害患者
9.2.1 急性腎炎の患者
腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
血中濃度測定等の結果により減量すること。テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがある。
9.5 妊婦
妊娠又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(マウス、ラット、ウサギ)で催奇形作用等の生殖毒性が報告されている。また、ヒトで胎盤を通過して胎児に移行し、新生児に嘔吐、神経過敏等の症状があらわれることがある。
9.6 授乳婦
授乳しないことが望ましい。ヒト母乳中に移行し、乳児に神経過敏を起こすことがある。
9.7 小児等
9.7.1 小児、特に乳幼児はテオフィリン血中濃度のモニタリングを行うなど、学会のガイドライン等の最新の情報も参考に、慎重に投与すること。特に次の小児にはより慎重に投与すること。成人に比べて痙攣を惹起しやすく、また、テオフィリンクリアランスが変動しやすい。
・てんかん及び痙攣の既往歴のある小児
痙攣を誘発することがある。
・発熱している小児
テオフィリン血中濃度の上昇や痙攣等の症状があらわれることがある。
・6ヵ月未満の乳児
乳児期にはテオフィリンクリアランスが一定していない。
テオフィリンクリアランスが低く、テオフィリン血中濃度が上昇することがある。
9.7.2 低出生体重児、新生児を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
副作用の発現に注意し、慎重に投与すること。非高齢者に比べ最高血中濃度の上昇及びAUCの増加が認められたとの報告がある。
【引用】
1)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文