• No : 1801
  • 公開日時 : 2017/10/25 00:00
  • 更新日時 : 2019/01/04 15:32
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【ネオフィリン・注・注PL・注点滴用バッグ】 薬剤交付時など取り扱いで、注意することはありますか?

【ネオフィリン・注・注PL・注点滴用バッグ】 

薬剤交付時など取り扱いで、注意することはありますか?

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回答

[ネオフィリン注250mg]

1. 本品は緩衝性が強く、他剤を本剤のpH域に近づける性質があります。したがって、アルカリ性で不安定な薬剤や酸性の薬剤等とは変化を生ずる場合があるので配合には注意してください。

2. 本剤は、窒素ガスにて置換充を行っていますが、裸のアンプルのまま保管すると、溶液中の溶存酸素により光や温度の影響を受けて褐変現象を起こすおそれがあるので注意してください。


(参考)

・ネオフィリン注250mg 添付文書2012年12月改訂(第12版)【取扱い上の注意】

 

 

[ネオフィリン注PL250mg]

1. 本品は緩衝性が強く、他剤を本剤のpH域に近づける性質があります。したがって、アルカリ性で不安定な薬剤や酸性の薬剤等とは変化を生ずる場合があるので配合には注意してください。

2. 本品は光により変色するため、アンプルを包む外袋にUVカットフィルムを使用していますが、遮光して保存し、使用直前に開封してください。

3. アンプルを包む外袋の内側に水滴が認められるものや内容液に着色、混濁又は結晶が認められるものは使用しないでください。


(参考)

・ネオフィリン注PL250mg 添付文書2016年4月改訂(第3版)【取扱い上の注意】

 

 

[ネオフィリン注点滴用バッグ250mg]

1. ソフトバッグを包んでいる外装は使用直前まで開封しないでください。(外装は酸素を遮断し、内容液の変色を防止しています)

2. 注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺してください。

斜めに刺すと注射針が容器頸部を貫通し、液漏れの原因となることがあります。

3.原則として連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできません。

4.包装内に水滴が認められるものや内容液が着色又は混濁しているものは使用しないでください。

5.容器の液目盛りはおよその目安として使用してください。


(参考)

・ネオフィリン注点滴用バッグ250mg 添付文書2012年12月改訂(第8版)【取扱い上の注意】