• No : 1798
  • 公開日時 : 2017/10/25 00:00
  • 更新日時 : 2023/07/07 13:22
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【ネオフィリン・注・注PL・注点滴用バッグ】 用法及び用量や投与時の注意事項について教えてください。

【ネオフィリン・注・注PL・注点滴用バッグ】 
 
用法及び用量や投与時の注意事項について教えてください。
 
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回答

電子添文には、用法及び用量に関する以下の記載があります。
 
■用法及び用量
[ネオフィリン注250mg・注PL250mg]
アミノフィリン水和物として、通常成人1回250mgを1日1~2回生理食塩液又は糖液に稀釈して5~10分を要して静脈内に緩徐に注入する。必要に応じて点滴静脈内注射する。
小児には1回3~4mg/kgを静脈内注射する。投与間隔は8時間以上とし、最高用量は1日12mg/kgを限度とする。必要に応じて点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。(引用1)
 
[ネオフィリン注点滴用バッグ250mg]
アミノフィリン水和物として、通常成人1回250mg(本剤250mL)を1日1~2回、点滴静脈内注射する。
小児には1回3~4mg/kg(本剤3~4mL/kg)を点滴静脈内注射する。投与間隔は8時間以上とし、最高用量は1日12mg/kg(本剤12mL/kg)を限度とする。
なお、年齢、症状により適宜増減する。(引用2)
 
■用法及び用量に関連する注意
[ネオフィリン注250mg・注PL250mg・注点滴用バッグ250mg共通]
(1)本剤を小児の気管支喘息に投与する場合の投与量、投与方法等については、学会のガイドライン等、最新の情報を参考とすること。[9.7.1参照]
<参考:日本小児アレルギー学会:小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017>(引用3、4)
 
1)喘息の急性増悪(発作)時のアミノフィリン投与量の目安(引用5、6)
・初期投与量は、250mgを上限とする
・肥満がある場合、投与量は標準体重で計算する
 
注:文中の番号は電子添文の項目を示しています。
 

【引用】
1)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 6.用法及び用量
2)ネオフィリン注点滴用バッグ250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 6.用法及び用量
3)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
4)ネオフィリン注点滴用バッグ250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1
5)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1.1
6)ネオフィリン注点滴用バッグ250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 7.用法及び用量に関連する注意 7.1.1
 
【更新年月】
2023年2月