電子添文には、作用機序に関する以下の記載があります。
[ネオフィリン注250mg・注PL250mg・注点滴用バッグ250mg共通]
本薬の有効成分であるアミノフィリン水和物は、テオフィリン2分子とエチレンジアミン1分子の塩であり、体内ではテオフィリンとして存在する。テオフィリンの作用機序としては、フォスフォジエステラーゼ阻害による細胞内c-AMPの増加、アデノシン受容体拮抗、細胞内Ca2+の分布調節等の説がある。(引用1、2、3、4、5)
【引用】
1)ネオフィリン注250mg・注PL250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 18.薬効薬理 18.1作用機序
2)ネオフィリン注点滴用バッグ250mg電子添文 2020年7月改訂(第1版) 18.薬効薬理 18.1作用機序
3)Rall,T.W. et al.:Pharmacol. Basis Ther. 7th ed.,p589-602,1985[N-1231]
4)Hendeles,L. et al.:Pharmacotherapy. 3(1),p2-44,1983[TEO-0029]
5)黒沢元博ら:医学のあゆみ134(13),p1121-1124(1985)[N-1597]
【更新年月】
2023年2月