電子添文には、過量投与について以下の記載があります。
13.過量投与(引用1)
13.1 症状
本剤の過量投与に関する情報は少ない。健康成人に本剤75mgまでを投与した海外臨床試験で、用量依存的に傾眠の発現率が増加した。なお、10mgを超えて投与した臨床試験においては、筋緊張低下、光視症、低酸素症、初期不眠症、冷感等が認められた。
13.2 処置
本剤の過量投与に対する特異的解毒剤はない。
【関連情報】
インタビューフォームには、過量服用について以下の記載があります。(引用2)
■過量投与(解説)
・症状:本剤75mg※1までを投与した海外臨床試験の結果に基づき記載した。また、事象名については、10mgを超えて投与した臨床試験の結果に基づき記載した。
※1:承認用法及び用量は「通常、成人にはレンボレキサントとして1日1回5mgを就寝直前に経口投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日1回10mgを超えないこととする。」である。(引用3)
・処置:本剤の過量投与に対する特異的解毒剤はないため、過量投与時の処置には、一般的な対症療法を行う旨を記載した。
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 13.過量投与
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2024年2月改訂(第9版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 10.過量投与
3)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2024年2月改訂(第2版) 6.用法及び用量
【更新年月】
2024年9月