ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤(ミルタザピン:リフレックス)は「併用禁忌」に設定されており、併用できません。
併用により脳内ノルアドレナリン、セロトニンの神経伝達が高まり、脳内のモノアミン総量が増加することによってセロトニン症候群等の重篤な副作用発現のおそれがあります。(引用1、2、3)
電子添文には、ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤との併用に関して以下の記載があります。(引用2)
10.相互作用
10.1 併用禁忌(併用しないこと)
表中の番号は電子添文の項目を示しています。
【関連情報】
■切り替える場合の措置方法(引用1、2)
エクフィナの投与を中止してからノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤の投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください。また、ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤の投与を中止してからエクフィナの投与を開始するまでに、少なくとも14日間の間隔を置いてください。
【引用】
1)エクフィナ錠50mg 電子添文 2020年12月改訂(第4版) 2.禁忌 2.3
2)エクフィナ錠50mg 電子添文 2020年12月改訂(第4版) 10.相互作用 10.1 併用禁忌(併用しないこと)
3)エクフィナ錠50mg インタビューフォーム 2020 年12 月改訂(第4 版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 2.禁忌内容とその理由、7.相互作用 (1)併用禁忌とその理由
【更新年月】
2023年5月
KW:薬物相互作用、リフレックス、レメロン、NaSSA