エクフィナは、サフィナミドメシル酸塩を有効成分とするパーキンソン病治療剤(MAO-B阻害剤)です。
以下の特性を有しています。
製品の特性(引用1)
●レボドパ含有製剤で治療中のウェアリングオフ現象を有する患者において、エクフィナ投与により、日常生活に支障のあるジスキネジアを伴わない1日平均オン時間増加、UPDRS Part III(運動機能スコア)(オン時)スコアの改善が認められた。
●レボドパ含有製剤と併用する1日1回経口投与の薬剤である。
●食事の影響を受けないため、食事時間に左右されず服用が可能である。
●ドパミン作動性作用(MAO-B阻害作用)を主要な作用機序として効果を発揮する(in vitro、ラット)。
●非ドパミン作動性作用(ナトリウムチャネル阻害作用を介したグルタミン酸放出抑制作用)を併せ持つと考えられる(in vitro、ラット)。
●重大な副作用として幻覚等の精神症状(幻視、幻覚等)、傾眠、突発的睡眠、衝動制御障害、セロトニン症候群、悪性症候群があらわれることがある。
主な副作用として、ジスキネジア(12.4%)、不眠症、頭痛、浮動性めまい、悪心、便秘、転倒、ALT増加(いずれも1〜5%未満)が報告されている。
詳細は、電子添文の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。
【引用】
1)エクフィナ錠50mg総合製品情報概要 特性 p2(EQF1005DSG)
【更新年月】
2022年12月
KW:特徴、製品特性、メリット、ベネフィット、デメリット、リスク、エクフィナとは、サフィナミドとは