腎機能障害のある場合でもレンビマの投与は可能ですが、国際共同第Ⅲ相試験(304試験、REFLECT)では「クレアチニン・クリアランス>40mL/min」を選択基準としていたことから、透析を必要とする患者様は、本試験には登録されませんでした。
透析症例への有効性および安全性は確立されていませんので、現時点では推奨できません。
腎障害がある患者様に対して、レンビマによる治療期間中は定期的に腎機能検査及び電解質検査を行い、腎障害が認められた場合には、レンビマの投与を中止する等の適切な処置をお願い致します。
【引用】
1) 【肝細胞癌】適正にご使用いただくためのガイドブック Ⅳ Q&A 17 p75 (LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月