高血圧による初回用量調節の必要性はありませんが、降圧剤使用により血圧が十分にコントロールされている(収縮期血圧140mmHg未満かつ拡張期血圧90mmHg未満)ことを確認した上で、レンビマの投与を開始してください。
国際共同第Ⅲ相試験(304試験,REFLECT)では「3薬剤以内の降圧剤使用により血圧が十分にコントロール可能な患者」を選択基準としていたことから、血圧が十分にコントロールされている(収縮期血圧140mmHg未満かつ拡張期血圧90mmHg未満)ことを確認した上で、レンビマの投与を開始してください。なお、投与早期(1週間以内)から血圧上昇が起こることが報告されていますので、血圧を毎日必ず測定するように指導するとともに、特に投与初期には、施設からの電話での確認等もご検討ください。
【引用】
1) 【肝細胞癌】適正にご使用いただくためのガイドブック Ⅳ Q&A 15 p75 (LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月