【ハラヴェン・手術不能又は再発乳癌】
重大な副作用「感染症」について教えてください。
■ まとめ
● 骨髄抑制に伴う敗血症、肺炎などの感染症があらわれることがあります。
● 外国臨床試験において、気管支肺炎で1例、肺感染で1例、死亡が報告されています。
● 投与中は、観察を十分に行ってください。
● 異常が認められた場合には、減量や休薬を行い、必要に応じてG-CSF製剤や抗生剤を使用するなどの適切な処置を行ってください。(引用1)
■ 発現状況
国内臨床試験(221試験)、外国臨床試験(201、211、305試験)において、骨髄抑制に伴うと考えられる感染症が下表の通り認められました。なお、827例中、気管支肺炎による死亡および肺感染による死亡が各1例みられました。(引用1)
(KW:帯状疱疹)
【引用】
1) 【手術不能又は再発乳癌】ハラヴェン静注1mg適正使用ガイド II 重大な副作用とその対策 p8 (DI-J-642)
【作成年月】
2018年11月