電子添文には、作用機序に関する以下の記載があります。
18.薬効薬理
18.1 作用機序(引用1)
ビタミンK2(以下K2)は、血液凝固因子(プロトロンビン、VII、IX、X)の蛋白合成過程で、グルタミン酸残基が、生理活性を有するγ-カルボキシグルタミン酸に変換する際のカルボキシル化反応に関与する。
すなわち、K2は、正常プロトロンビン等の肝での合成を促進し、生体の止血機構を賦活して生理的に止血作用を発現する。(引用2)
【引用】
1)ケイツーシロップ0.2%電子添文 2023年4月改訂(第2版) 18.薬効薬理 18.1 作用機序
2)Stenflo J. et al.:Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 1974;71(7):2730-2733 [KY-0071]
【更新年月】
2024年8月