高齢及び非高齢の健康成人男子を対象に25mgを食後単回経口投与し、投与後72時間までの血漿中濃度を検討した際の濃度推移を図1に示します。血漿中濃度は投与後約4 時間で最高濃度に達し、高齢者では非高齢者に比べてやや高い濃度推移を示しました。 (引用1、2)
高齢及び非高齢の健康成人男子を対象に、本剤を反復経口投与(1回25mg、1日2回14日間)した場合、未変化体の血漿中濃度は投与4日目から、代謝物M1 (未変化体の3 位アミノ体)、M2 (未変化体の3位アセチルアミノ体)は、10日目から定常状態に達しました。これらの血漿中濃度は、高齢者では非高齢者に比べやや高く推移しました。最終投与後168時間までの血漿中濃度を検討した際の薬物動態パラメータを表1に示します。高齢者におけるCmax及びAUCは非高齢者に比べていずれもやや高値でした。 (引用2、3)
【引用】
1)ケアラム錠25mg電子添文 2022年8月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.1単回投与
2)社内資料:高齢者における薬物動態(2012年6月29日、CTD2.7.6.4) [CRM-0059]
3)ケアラム錠25mg電子添文 2022年8月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.2反復投与
【更新年月】
2023年4月