電子添文には、薬物動態に関する以下の記載があります。
16.薬物動態
16.1血中濃度
16.1.1単回投与(引用1)
<硬カプセル>
健康成人男子5名にインフリーカプセル100mg2カプセルを食後単回経口投与した場合、未変化体のtmaxは約5~6時間、Cmaxは2.01μg/mLであり、投与24時間後には検出されなかった。(引用2)
<軟カプセル>
健康成人男子24名にカプセル100mg2カプセルと、Sカプセル200mg1カプセルをクロスオーバー法により食後単回経口投与した際の、24時間までの血漿中濃度-時間曲線下面積及び未変化体の最高血漿中濃度の平均値の差はいずれもほぼ±20%以内であった。
用法及び用量(引用3)
通常、成人にはインドメタシン ファルネシルとして1回200mgを朝夕1日2回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
16.1.2反復投与(引用4)
健康成人男子5名にインフリーカプセル100mg2カプセルを1日2回、計11回反復経口投与したときの未変化体の血漿中濃度推移からは蓄積性は認められなかった。なお、活性本体であるインドメタシンの最高血漿中濃度は0.30±0.04μg/mLを示した。(引用2)
【引用】
1)インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg電子添文 2022年8月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.1単回投与
2)池内 宏ら:臨牀と研究,1989;66(7):p2360-2370 [INF-0035](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された。)
3)インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg電子添文 2022年8月改訂(第1版) 6.用法及び用量
4)インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg電子添文 2022年8月改訂(第1版) 16.薬物動態 16.1血中濃度 16.1.2反復投与
【更新年月】
2024年5月