電子添文及びインタビューフォームには、高齢者への投与に関する以下の記載があります。
少量から開始するなど投与量に十分注意するとともに、頻回に心電図検査を実施すること。心室性不整脈患者に投与する場合には、入院させて開始することが望ましい。肝・腎機能が低下していることが多く、また、体重が少ない傾向があるなど副作用が発現しやすい。[8.1参照]注(引用1)
注:文中の番号は電子添文の項目を示しています。
【関連情報】
(解説)
高齢者では肝・腎機能が低下していることが多く、薬物動態が変化(血漿中濃度の上昇など)する可能性があるなど、副作用が発現しやすいことから、上記のような記載とした。(引用2)
【引用】
1)タンボコール錠50mg・錠100mg・細粒10%電子添文 2021年12月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.8高齢者
2)タンボコール錠50mg・錠100mg・細粒10%インタビューフォーム 2022年9月改訂(第13版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (8)高齢者
【更新年月】
2023年2月