電子添文には、レケンビ投与時の注意点について以下の記載があります。
14. 適用上の注意
14.2 薬剤投与時の注意(引用1)
14.2.1 投与前に微粒子や変色がないか目視で確認すること。変色又は不透明な粒子や異物の混入が認められた場合は使用しないこと。
14.2.2 本剤は、蛋白結合性の低い0.2又は0.22ミクロンのインラインフィルターを通して投与すること。
14.2.3 投与終了後、生理食塩液で点滴ラインをフラッシュする。
また、インタビューフォームには投与時の注意の設定理由として、以下の記載があります。(引用2)
(解説)
14.2.1 粒子や異物の混入は品質の低下を示すため設定した。
14.2.2 臨床試験では、外来性粒子の混入を防ぐためにインラインフィルターを使用しており、インラインフィルターを使用しない場合の臨床試験データが得られていないことから設定した。
14.2.3 臨床試験で採用した投与方法に基づき設定した。
【引用】
1)レケンビ点滴静注200mg・500mg電子添文 2024年6月改訂(第3版) 14. 適用上の注意 14.2 薬剤投与時の注意
2)レケンビ点滴静注200mg・500mgインタビューフォーム 2024年6月作成(第3版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目11. 適用上の注意(解説)
【更新年月】
2024年8月