薬剤交付時など取り扱いで、注意することはありますか?
[ニトロール注5mg]
特に定めておりません。
(参考)
・ニトロール注5mg 添付文書2014年7月改訂(第8版)
[ニトロール注5mgシリンジ]
1. ブリスター包装内は高圧蒸気滅菌済みなので、使用直前まで開封しないでください。包装に破れ、はがれが認められた場合には、使用しないでください。
2. 使用に際しては、開封口からゆっくり開けてください。
3. バレル内壁に気泡が付着するおそれがあるため、また、シリンジが破損するおそれがあるため、強い衝撃を避けてください。
4. ブリスター包装から取り出す際、プランジャーを持って引き出さないでください。[ガスケットが変形し、薬液が漏出するおそれがあります。]
5. 薬液が漏れている場合や、薬液に着色や混濁等の異常が認められた場合には使用しないでください。
6. シリンジに破損等の異常が認められるときは使用しないでください。
7. シリンジ先端のトップキャップを外した後、シリンジ先端部に触れないでください。
8. 開封後の使用は一回限りとし、使用後の残液は容器とともに速やかに廃棄してください。
9. シリンジの再滅菌・再使用はしないでください。
10. 注射針等を接続する場合は誤刺に注意し、しっかりと固定してください。
11. 本剤はシリンジポンプでは使用しないでください。
(参考)
・ニトロール注5mgシリンジ 添付文書2014年7月改訂(第6版)【取扱い上の注意】
[ニトロール点滴静注50mgバッグ・点滴静注100mgバッグ]
1.ソフトバッグを包んでいる外袋は使用直前まで開封しないでください。
2.注射針はゴム栓の○印にまっすぐ刺してください。
斜めに刺すと注射針が容器頸部を貫通し、液漏れの原因となることがあります。
3.原則として連結管(U字管)を用いたタンデム方式による投与はできません。
4.包装内に、水滴が認められた場合や、内容液が着色又は混濁等の異常が認められた場合には使用しないでください。
5.容器の液目盛りはおよその目安として使用してください。
(参考)
・ニトロール点滴静注50mgバッグ・点滴静注100mgバッグ 添付文書2014年7月改訂(第6版)【取扱い上の注意】
[ニトロール持続静注25mgシリンジ]
〈使用前の注意〉
1. 本シリンジの使用にあたっては、適合するシリンジポンプを使用してください。
2.バレル内壁に気泡が付着することがあるため、また、シリンジが破損するおそれがあるため、強い衝撃を避けてください。
3.ピロー包装は使用直前まで開封しないでください。
4.薬液が漏れている場合や、薬液に着色や混濁等の異常が認められた場合には使用しないでください。
5.シリンジに破損等の異常が認められるときは使用しないでください。
6.シリンジ先端のトップキャップを外した後、シリンジ先端部に触れないでください。
〈投与時の注意〉
1.バレルを強く握らないでください。[液漏れする可能性があります。]
2.プランジャーは、しっかりと接続してください。[使用中にプランジャーが外れた場合、サイフォニング(自然落下による急速注入)や逆流が起こるおそれがあります。]
3.シリンジポンプにセットする前に、十分注意してバレル内のエアーを抜き取った後、シリンジ先端に、注入ラインの接合部をしっかりと装着・ロックしてください。[不十分な場合、接合部位のはずれ、接合部位からの液漏れや注入ライン内へのエアー混入が起こることがあります。]
4.シリンジポンプの送り機構(スライダー)のフックに確実にセットしてください。[正しくセットされていない場合、サイフォニング(自然落下による急速注入)や逆流が起こるおそれがあります。]
5.シリンジポンプにセットした後、患者に静脈針を穿刺する前には、使用するシリンジポンプの指定する方法に従い、必ずプライミング(注入経路のエアー抜き等)を行ってください。
6.シリンジポンプと注入ライン先端(投与部位)の落差はできるだけ小さくしてください。[高低差によるサイフォニング現象により、薬液の急速注入が起こることがあります。また、落差と接合部の装着・ロックが不十分であることが重なると注入ライン内へのエアー混入が助長される可能性があります。]
7.投与中は注入ラインの破損、接合部の緩み及び薬液漏れ等について定期的に確認してください。
(参考)
・ニトロール持続静注25mg シリンジ 添付文書2014年7月改訂(第5版)【取扱い上の注意】