1.ビタミンE欠乏症
ビタミンE欠乏症は低出生体重児、新生児、無β-リポタンパク血症、肝・胆・膵疾患に伴う脂肪吸収障害患者において認められ、眼や肺の障害、赤血球溶血亢進と寿命低下、筋萎縮、神経機能の異常などが発現し、本剤の投与により改善することが認められています。
2.末梢循環障害
間歇性跛行症(閉塞性末梢動脈硬化症)については二重盲検試験で有用性が認められています。凍瘡、四肢冷感などの末梢循環障害に対しても一般臨床試験で有用であることが認められています。
(参考)
・ユベラ錠50mg・顆粒20% 添付文書 2010年10月改訂(第9版) 【臨床成績】