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  • 公開日時 : 2017/10/18 00:00
  • 更新日時 : 2019/05/07 17:50
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【ワーファリン】 Ⅷ‐4.[ピリン系解熱鎮痛消炎剤]との相互作用アンチピリン〔フェナゾン〕(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 2019年3月更新第9版)

【ワーファリン】  Ⅷ‐4.[ピリン系解熱鎮痛消炎剤]との相互作用アンチピリン〔フェナゾン〕(適正使用情報別冊(Ⅷ 相互作用各論) 第3版 2019年3月更新第9版)
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回答

[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]

〔薬効分類 114 解熱鎮痛消炎剤〕

 

[相互作用の内容]

本剤の作用を減弱する可能性がある。

 

[併用時の注意]

併用開始時および併用中止時は、血液凝固能検査値の変動に注意すること。

 

[相互作用の機序]

アンチピリンの肝薬物代謝酵素誘導作用による。

 

[相互作用の事例]

<臨床研究報告>1)【ワルファリンの作用減弱】

安定したワルファリン療法施行中の5例に対し、ワルファリン用量は一定のままアンチピリン600mg/日を30日間投与した。血漿ワルファリン濃度は有意に低下し、トロンボテスト値は上昇した。この内の2例での検討で、アンチピリンによるワルファリンの半減期短縮、代謝物尿中排泄増加を認めた。(海外)

 

【参考文献】    [文献請求番号]

1)Breckenridge A et al.: Ann. N.Y. Acad. Sci.,    179,    421(1971)    WF-2097

【図表あり】