• No : 15071
  • 公開日時 : 2020/03/11 22:20
  • 更新日時 : 2022/05/24 10:39
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【デエビゴ】 傾眠の発現頻度を教えてください。

【デエビゴ】 
 
傾眠の発現頻度を教えてください。
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回答

不眠症患者様を対象とした国際共同303試験において、傾眠の副作用が884例中95例(10.7%)に認められています。(引用1)
 
■国際共同第Ⅲ相プラセボ対照比較試験[国際共同303試験](引用2)
対象:不眠症患者947例(安全性解析対象集団)
 
方法:投与第 1期(1 ~ 6ヵ月時)においては、レンボレキサント5mg群、10mg群又は プラセボ群のいずれかに無作為に割り付け、1日1回、毎晩の就床時刻(眠ろう とする時刻)の直前(5分以内)に経口投与した。投与第2期(7 ~ 12ヵ月時)に おいては、プラセボ群については2回目の無作為化を実施し、レンボレキサント 5mg群又は10mg群のいずれかに無作為に割り付けた。投与第1期にレンボレキサントを投与していた患者については、継続して6ヵ月間、同じ用量で本剤を経口投与した。不眠症治療薬の使用歴がある患者では、治験薬初回投与前に1週間以上(又は半減期の5倍のいずれか長い方)のウォッシュアウトを行った上で組み入れた。
 
結果:傾眠の副作用発現率(引用2)
・投与第1期
 プラセボ群319例中4例(1.3%)、デエビゴ5mg群314例中27例(8.6%)、10mg群314例中40例(12.7%)
・投与第1期及び第2期(レンボレキサント投与例の通算)
 デエビゴ5mg群447例中37例(8.3%)、10mg群437例中58例(13.3%)
 
 
【引用】
1)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mg電子添文 2021年5月改訂(第4版) 【使用上の注意】 4.副作用
2)デエビゴ錠2.5mg・5mg・10mgインタビューフォーム 2021年10月改訂(第5版) V.治療に関する項目 3.臨床成績 (5)検証的試験 2)比較試験1. 国際共同第Ⅲ相プラセボ対照比較試験[国際共同303試験](日本人及び外国人データ)
 
【更新年月】
2022年2月