(Ⅷ-17「t-PA」の項、「バトロキソビン」の項参照)
[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 395 酵素製剤〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する可能性がある。
【プロナーゼ、ブロメラインの添付文書に併用注意の記載がある】
[併用時の注意]
消炎酵素剤は、その薬理作用から蛋白分解酵素剤と多糖体分解酵素剤のリゾチーム塩酸塩に分類される。
蛋白分解酵素剤はフィブリン溶解作用を有するので、併用により抗凝固作用が増強される可能性がある。
[相互作用の機序]1)
酵素製剤(プロナーゼ、ブロメライン)のフィブリン溶解作用による。
【参考文献】 [文献請求番号]
1)USP-DI,22nd ed.,Vol.Ⅰ, 265(2002) WF-1157