半減期から推察すると、約3週間で体内から消失すると考えられます。
フィコンパの半減期は約105時間と推定されています。(引用1)
一般的に内服薬の服用を中止すると、半減期の約5倍で体内から消失すると言われているので、約3週間で体内から消失すると考えられます。(引用2)
【関連情報】
インタビューフォームには半減期について、以下の記載があります。
3)臨床薬理試験の統合解析(引用1)
臨床薬理試験のデータを統合して母集団薬物動態解析を実施した結果、ペランパネルの薬物動態は、0.2~36mgまでの広い用量範囲において線形性を示し、また経時的な変化は認められないことが示唆された。摂食下投与では、絶食下投与に比較して吸収速度の低下が認められた。平均t1/2は105時間と推定された。(引用3)
【引用】
1)フィコンパ錠2mg・4mg・細粒1%インタビューフォーム 2024年2月改訂(改訂第7版)Ⅶ.薬物動態に関する項目3.母集団(ポピュレーション)解析 3)臨床薬理試験の統合解析
2)添付文書がちゃんと読める薬物動態学 山村重雄:じほう 2016年 p55-57 [ZZZ-1285]
3)社内資料:臨床薬理試験の母集団薬物動態解析(2016年3月28日承認、CTD 2.7.2.2.2.6.1) [FYC-0036]
【更新年月】
2024年10月