• No : 1151
  • 公開日時 : 2016/03/30 00:00
  • 更新日時 : 2023/08/18 11:27
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【ルネスタ】 作用機序は?

【ルネスタ】 

作用機序は?
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回答

本剤は、ラセミ体であるゾピクロンの一方のエナンチオマー((S)-エナンチオマー)であり、ゾピクロンの薬理活性の大部分を有する製剤です。
エスゾピクロンは中枢神経系のGABAA受容体複合体のベンゾジアゼピン結合部位に結合し、GABAによる塩化物イオンの神経細胞内への流入を促進することにより、GABAの作用を増強するものと考えられます。(引用1、2、3)

 
 
【引用】
1)ルネスタ錠1mg・錠2mg・錠3mg電子添文 2022年7月改訂(第1版) 18. 薬効薬理 18.1 作用機序
2)Hanson S. M. et al.:J. Med. Chem., 2008;51(22):7243-7252 [LUN-0024]
3)社内資料:GABAA受容体サブタイプ発現細胞におけるGABA誘発電流増強作用 CTD 2.6.2.2.2 [LUN-0025] 

 
【更新年月】
2022年12月