• No : 787
  • 公開日時 : 2018/07/23 00:00
  • 更新日時 : 2018/07/23 11:02
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【プロハンス】 作用機序は?

回答

作用部位:生体内成分(水分)中の水素原子核(プロトン)

 

作用機序: ガドリニウムイオンは常磁性を示し、磁気共鳴現象において水素原子核(プロトン)の緩和を促進し、緩和時間を短縮する能力をもちます。

本剤は常磁性金属ガドリニウムイオンのキレート化合物であり、MRI撮像において縦緩和時間(T1)を短縮することにより組織及び病変部のコントラストを増強します。 (①)


① Chang, C. A. et al.:ブリストル・マイヤーズ スクイブ 社内資料 (1990)

 

【引用】

・プロハンス静注5mL・静注10mL・静注15mL・静注20mL・静注シリンジ13mL・静注シリンジ17mL インタビューフォーム 2017年11月改訂(改訂第17版) Ⅵ.薬効薬理に関する項目 2.薬理作用 (1)作用部位・作用機序


【関連情報】
特にありません。


 
【作成年月】
2018年1月