痙攣、頭痛、錯乱、視覚障害、皮質盲等が認められることがあります。患者様の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、投与を中止し、血圧のコントロールやMRI検査等の適切な処置を行ってください。また、必要に応じて、専門医へご相談ください。(引用1)
*可逆性後白質脳症症候群は臨床的上、痙攣、意識障害、視覚異常、高血圧等を主症候とし、画像上、脳浮腫が主に後部白質を中心に出現し、さらに臨床的・画像的異常所見が可逆性で治療により消退する特徴を有する臨床的・神経放射線学的症候群です。(伊藤泰広, 日本内科学会雑誌2006; 95:1297-1304)
発現状況
国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)における可逆性後白質脳症症候群の副作用の発現状況は下表のとおりです。(引用1)
CTCAE v4.0のGrade分類

(引用2)
【引用】
1)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック II.注意いただきたい副作用とその対策 p55 (LEN1087CSG)
2)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック V.参考 p82(LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月
【図表あり】