・静脈血栓塞栓症又はその既往歴のある患者様では、症状が悪化又は再発するおそれがあります。
・肺塞栓症等の静脈血栓塞栓症が疑われる場合は、下肢静脈エコー、全身造影CT等の画像診断や血液検査(D-dimerの測定等)等を行ってください。
・患者様の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行ってください。また、必要に応じて、専門医へご相談ください。(引用1)
発現状況
国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)における静脈血栓塞栓症関連の副作用の発現状況は下表のとおりです。(引用1)
CTCAE v4.0のGrade分類
(引用2)
【引用】
1)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック II.注意いただきたい副作用とその対策 p52 (LEN1087CSG)
2)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック V.参考p82(LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月
【図表あり】
KW:門脈血栓症、肺梗塞、深部静脈血栓症、静脈血栓症、血栓性静脈炎