国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)の日本人集団において、高頻度で発現が確認されました。レンバチニブ投与群における甲状腺機能低下症の副作用の発現率や発現時期は以下のように報告されています。
発現状況
国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)のレンバチニブ投与群における甲状腺機能低下症の副作用の発現状況は下表のとおりです。(引用1)
CTCAE v4.0のGrade分類
(引用2)
発現時期
国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)のレンバチニブ投与群における甲状腺機能低下症の初発までの期間[中央値(最小値,最大値)]は全体で57.0日(14日,477日)、日本人では53.0日(14日,254日)でした。(引用1)
【引用】
1)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック II.注意いただきたい副作用とその対策 p44-45 (LEN1087CSG)
2)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブックV.参考p81(LEN10876CSG)
【更新年月】
2020年3月
【図表あり】