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  • No : 3346
  • 公開日時 : 2019/01/22 00:00
  • 更新日時 : 2020/06/11 08:14
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【レンビマ・肝細胞癌】 どのような有害事象が原因で減量、休薬又は投与中止に至ることが多いのでしょうか。

【レンビマ・肝細胞癌】 

どのような有害事象が原因で減量、休薬又は投与中止に至ることが多いのでしょうか。

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回答

国際共同第III相試験(304試験 , REFLECT試験)における日本人集団(81例)において、減量、休薬の原因となった有害事象は、食欲減退16例(19.8%)、手足症候群8例(9.9 %)、下痢7例(8.6%)、蛋白尿7例(8.6%)などでした。
また、投与中止の原因となった有害事象は、肝性脳症2例(2.5%)、肝不全2例(2.5%)などでした。
詳細は以下をご覧ください。
 

休薬又は減量に至った有害事象(引用1)

 

 

中止に至った有害事象
 
 
【関連情報】
減量、休薬又は中止に至った有害事象の発現割合
レンバチニブ投与群において、減量に至った有害事象は全体集団で38.7%、日本人集団で61.7%、休薬に至った有害事象は全体集団で52.1%、日本人集団で64.2%、中止に至った有害事象は全体集団で19.7%、日本人集団で18.5%にみられました。(引用1)
 

 (KW:疲労、肝性脳症、血中ビリルビン増加、肝不全、胆汁うっ滞性黄疸、蛋白尿、脳出血、心筋梗塞、敗血症)

 
 
【引用】
1) 【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック III.臨床成績 p68-71 (LEN1087CSG)
 
【更新年月】
2020年3月