• No : 2473
  • 公開日時 : 2018/05/15 00:00
  • 更新日時 : 2018/06/06 16:22
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【ノルモナール】 禁忌とその設定理由は?

【ノルモナール】 

禁忌とその設定理由は?

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回答

1.無尿の患者

〔無尿の患者では利尿が期待できず、本剤が体内に貯留し中毒性の副作用(肝障害、皮膚障害)を起こすおそれがあります。〕


2.急性腎不全の患者

〔急性腎不全患者ではBUN、クレアチニン、カリウムが上昇し、ナトリウム、クロールが低下する。本剤の使用によりBUN、クレアチニンが上昇し、電解質バランスを乱すことがあります。〕


3.体液中のナトリウム・カリウムが明らかに減少している患者

〔本剤の使用により体液中のナトリウム・カリウムをさらに低下させ低ナトリウム血症、低カリウム血症を誘発するおそれがあります。〕


4.チアジド系薬剤又はその類似化合物(例えばクロルタリドン等のスルホンアミド誘導体)に対し過敏症の既往歴のある患者

〔本剤の代謝産物がチアジドと類似の代謝産物を有しているので、スルホンアミドを含むチアジドによる過敏症の発現例では同様の過敏症が発現するおそれがあります。〕


【引用】

・ノルモナール錠15mg 添付文書 2017年4月改訂(第7版) 【禁忌】 


【関連情報】
特にありません。


 
【作成年月】
2017年12月