• No : 2083
  • 公開日時 : 2017/11/20 00:00
  • 更新日時 : 2024/10/21 15:56
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【チョコラA・筋注】 用法及び用量について教えてください。

【チョコラA・筋注】 
 
用法及び用量について教えてください。
 
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回答

電子添文には、用法及び用量について以下の記載があります。
 
6. 用法及び用量(引用1)
ビタミンAとして通常成人、1日3,000~100,000ビタミンA単位を筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
 
【関連情報】
電子添文には、重要な基本的注意に関する注意として以下の記載があります。
8. 重要な基本的注意(引用2)
8.1 本剤の投与により、まれにショック等の重篤な過敏反応の発現がみられるので、使用に際しては少量注入後患者の状態をよく観察し、異常が認められた場合には速やかに投与を中止し、適切な処置をとること。
8.2 ショック等を予測するため、投与に際してはアレルギー既往歴、薬物過敏症等について十分な問診を行うこと。
8.3 本剤の添加剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する医薬品で、ショックの発現が報告されているので、上記注意事項に留意すること。
 
電子添文には、特定の背景を有する患者に関する注意として以下の記載があります。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意(引用3)
9.5 妊婦
9.5.1 妊娠3ヵ月以内又は妊娠を希望する女性
ビタミンA欠乏症の治療に用いる場合を除いて本剤を投与しないこと。なお、ビタミンAの補給を目的として本剤を用いる場合は食品などからの摂取量に注意し、本剤による投与は5,000IU/日未満に留めるなど必要な注意を行うこと。外国において、妊娠前3ヵ月から妊娠初期3ヵ月までにビタミンAを10,000IU/日以上摂取した女性から出生した児に、頭蓋神経堤などを中心とする奇形発現の増加が推定されたとする疫学調査結果がある。
9.5.2 妊婦(妊娠3ヵ月以内の女性を除く)
治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
 

【引用】
1)チョコラA筋注5万単位 電子添文2023年7月改訂(第1版) 6. 用法及び用量
2)チョコラA筋注5万単位 電子添文2023年7月改訂(第1版) 8. 重要な基本的注意
3)チョコラA筋注5万単位 電子添文2023年7月改訂(第1版) 9. 特定の背景を有する患者に関する注意
 
【更新年月】
2024年10月