電子添文には、創傷治癒遅延に関する以下の記載があります。
11.副作用
11.1重大な副作用
11.1.15 創傷治癒遅延（引用1）
治癒不良（0.3％）、創離開（0.2％）等があらわれることがある。創傷治癒遅延があらわれた場合には、創傷が治癒するまで本剤の投与を中止すること。
7.用法及び用量に関連する注意（引用2、3、4）
副作用があらわれた場合は、症状、重症度等に応じて減量、休薬及び中止基準を考慮して、本剤を減量、休薬又は中止すること。
8.重要な基本的注意（引用5）
8.6 創傷治癒を遅らせる可能性があるので、外科的処置が予定されている場合には、外科的処置の前に本剤の投与を中断すること。外科的処置後の投与再開は、患者の状態に応じて判断すること。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意
9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.4 外科的処置後、創傷が治癒していない患者（引用6）
創傷治癒遅延があらわれることがある。
●疾患別の副作用の発現状況、発現時期、対策、創傷治癒遅延による減量・休薬のフローチャート等につきましては、各疾患の適正使用ガイド又は適正にご使用いただくためのガイドブックをご確認ください。
【引用】
1）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 11. 副作用 11.1 重大な副作用 11.1.15 創傷治癒遅延
2）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 7. 用法及び用量に関連する注意 7.2
3）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 7. 用法及び用量に関連する注意 7.5
4）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 7. 用法及び用量に関連する注意 7.6
5）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 8. 重要な基本的注意 8．6
6）レンビマカプセル4mg･10mg電子添文 2022年2月改訂（第4版） 9. 特定の背景を有する患者に関する注意 9.1 合併症・既往歴等のある患者 9.1.4 外科的処置後、創傷が治癒していない患者
【作成年月】
2023年11月