• No : 1717
  • 公開日時 : 2017/10/25 00:00
  • 更新日時 : 2022/06/29 21:48
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【メリスロン】 合併症・既往歴等のある患者様に関する注意事項について教えてください。

【メリスロン】
 
合併症・既往歴等のある患者様に関する注意事項について教えてください。
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回答

電子添文及びインタビューフォームには、合併症・既往歴等のある患者様に関する以下の記載があります。
 
(1)消化性潰瘍の既往歴のある患者及び活動性の消化性潰瘍のある患者
本剤はヒスタミン類似作用を有するため、H2受容体を介して胃酸分泌亢進を引きおこすおそれがある。(引用1)
 
(2)気管支喘息の患者
本剤はヒスタミン類似作用を有するため、H1受容体を介して気道の収縮を引きおこすおそれがある。(引用2)
 
(3)褐色細胞腫のある患者
本剤はヒスタミン類似作用を有するため、アドレナリンの過剰分泌により血圧上昇を引きおこすおそれがある。(引用3)
 
【関連情報】
(解説)
(1)本剤はヒスタミン様作用を有するため、ヒスタミンが関与する消化性潰瘍を有する患者には慎重に投与する必要があることから、本項を設定した。(引用4)
 
(2)本剤はヒスタミン様作用を有するため、ヒスタミンが関与する気管支喘息を有する患者には慎重に投与する必要があることから、本項を設定した。(引用4)
 
(3)本剤はヒスタミン様作用を有することから、ヒスタミンが関与する褐色細胞腫を有する患者には慎重に投与する必要があることから、本項を設定した。(引用4)
 
 
【引用】
1)メリスロン錠6mg・錠12mg電子添文 2021年1月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1合併症・既往歴等のある患者 9.1.1消化性潰瘍の既往歴のある患者及び活動性の消化性潰瘍のある患者
2)メリスロン錠6mg・錠12mg電子添文 2021年1月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1合併症・既往歴等のある患者 9.1.2気管支喘息の患者
3)メリスロン錠6mg・錠12mg電子添文 2021年1月改訂(第1版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.1合併症・既往歴等のある患者 9.1.3褐色細胞腫のある患者
4)メリスロン錠6mg・錠12mgインタビューフォーム 2021年1月改訂(改訂第9版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (1)合併症・既往歴等のある患者
 
【更新年月】
2022年3月