[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 213 利尿剤〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を増強する。
[相互作用の機序]1)
エタクリン酸が本剤を血漿蛋白から遊離させる。
エタクリン酸の副作用である消化管潰瘍・出血による出血傾向を助長する可能性がある。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>2)【ワルファリンの作用増強】
38才女性。利尿剤をフロセミドからエタクリン酸に変更したところ、プロトロンビン時間の延長を示した。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Sellers EM et al.: Clin. Pharmacol. Ther., 11, 524(1970) WF-1315
2)Petrick RJ et al.: JAMA, 231, 843(1975) WF-0725