トロンボテストでは概ね8~15%前後とされているが、10~25%あるいは5~15%とするものもある。
十分な抗凝固効果を必要とする症例では、15%以下が必要とされているが、出血の副作用に配慮して、少なくとも5%以下にはならないようにする。(各適応疾患の治療域及びトロンボテストとINRの相関については表1、表2を参照のこと)1)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)風間 睦美ら:血液と脈管, 16, 431(1985) WF-0031
2)Poller L: Ann. Hematol., 64, 52(1992) WF-0760
3)Anonymous: Br. J. Haematol., 101, 374(1998) WF-2268
4)Baglin TP et al.: Br. J. Haematol., 132, 277(2005) WF-2269
5)Ansell J et al.: Chest, 126(S-1), 204S(2004) WF-2234
6)Gogstad GO et al.: Thromb. Haemost., 56, 178(1986) ZZZ-0608