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  • 公開日時 : 2017/10/17 00:00
  • 更新日時 : 2019/02/25 19:09
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【フェロミア】  胃切除後に投与してもよいか?

【フェロミア】  胃切除後に投与してもよいか?
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回答

胃切除、胃全摘患者では、胃酸分泌が悪くかつ直ちに小腸に入るため鉄吸収効率が低下することから、術後数年して鉄欠乏性貧血になるケースが多い。
これは、胃内pHの上昇により二価鉄から三価鉄の酸化反応により吸収効率の悪い三価鉄の高分子重合体が形成されるためである。フェロミアは2モルのクエン酸と鉄の錯体構造を形成しており、酸性から中性の広いpH域で浴解する特性から低胃酸状態でも良好に吸収される。また、臨床において胃全摘後の鉄欠乏性貧血患者でフェロミアの有用性が確認されている。

 

【引用】
1)鉄欠乏性貧血治療剤フェロミア処方に関するQ&A(FEA0140GKE)

2)堀雅晴ら:臨床と研究、65(9)、3033(1988)[FEA-0053]



【更新年月】
2019年2月