[相互作用を示す薬剤名(代表的商品名)]
〔薬効分類 311 ビタミンA及びD剤〕
[相互作用の内容]
本剤の作用を減弱したとの報告がある。
[併用時の注意]
十分な情報で評価が確立するまで、一応の注意が必要である。相互作用は生じないか、または生じたとしても臨床上問題にならない程度と思われる。
[相互作用の機序]
不明。
[相互作用の事例]
<症例報告事例>1)【ワルファリンの作用減弱】
63才男性。肺静脈塞栓症のためワルファリンを服用していた。皮膚の角化症や乾燥眼のためエトレチナートを服用させたところ、ワルファリン必要量が7mg/日から10mg/日に増加した。(海外)
【参考文献】 [文献請求番号]
1)Ostlere LS et al.: Br. J. Dermatol., 124, 505(1991) WF-0630