電子添文及びインタビューフォームには、肝機能障害のある患者への投与に関する以下の記載があります。
(1)重篤な肝障害のある患者
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。症状が悪化するおそれがある。[11.1.7参照]注(引用1、2)
(2)肝機能が低下している患者
肝機能が悪化するおそれがある。[11.1.7参照]注(引用3、4)
注:文中の番号は電子添文の項目を示しています。
【関連情報】
(解説)
肝機能が低下している患者においては、造影剤の投与により肝機能が悪化するおそれがある。特に重篤な肝障害のある患者は全身状態が極度に悪化している可能性があり、症状が悪化するリスクが高いため、診断上やむを得ないと判断される場合を除き投与すべきではない。(引用5)
【引用】
1)イオメロン300注20mL・300注50mL・300注100mL・350注20mL・350注50mL・350注100mL・400注50mL・400注100mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.3肝機能障害患者 9.3.1重篤な肝障害のある患者
2)イオメロン300注シリンジ50mL・300注シリンジ75mL・300注シリンジ100mL・350注シリンジ50mL・350注シリンジ75mL・350注シリンジ100mL・350注シリンジ135mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.3肝機能障害患者 9.3.1重篤な肝障害のある患者
3)イオメロン300注20mL・300注50mL・300注100mL・350注20mL・350注50mL・350注100mL・400注50mL・400注100mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.3肝機能障害患者 9.3.2肝機能が低下している患者
4)イオメロン300注シリンジ50mL・300注シリンジ75mL・300注シリンジ100mL・350注シリンジ50mL・350注シリンジ75mL・350注シリンジ100mL・350注シリンジ135mL電子添文 2022年7月改訂(第2版) 9.特定の背景を有する患者に関する注意 9.3肝機能障害患者 9.3.2肝機能が低下している患者
5)イオメロン300注20mL・300注50mL・300注100mL・350注20mL・350注50mL・350注100mL・400注50mL・400注100mL・300注シリンジ50mL・300注シリンジ75mL・300注シリンジ100mL・350注シリンジ50mL・350注シリンジ75mL・350注シリンジ100mL・350注シリンジ135mLインタビューフォーム 2022年7月改訂(第15版) VIII.安全性(使用上の注意等)に関する項目 6.特定の背景を有する患者に関する注意 (3)肝機能障害患者
【更新年月】
2023年5月