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  • No : 646
  • 公開日時 : 2018/07/17 00:00
  • 更新日時 : 2020/03/04 21:13
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【バファリン】 腎機能障害の患者様に関する注意事項について教えてください

【バファリン】 

腎機能障害の患者様に関する注意事項について教えてください

カテゴリー : 

回答

〈A81〉
腎障害又はその既往歴のある患者は、慎重投与です。副作用が強くあらわれることがあります。
 
重篤な腎障害患者は薬物排泄機能が著しく低下しています。また、腎でのプロスタグランジン合成阻害作用による腎機能低下や、過敏反応による腎障害があらわれた場合、重篤な転帰をとる可能性があります。腎障害のある患者でクレアチニンクリアランスが50mL/分以下のときには投与を避けてください1)。心筋梗塞の発症後の低用量アスピリン療法において、腎不全を伴った場合、アスピリン使用量について次の報告があります2)。
(糸球体ろ過値(GFR)の正常限界は70~130mL/分)
1) GFRが50mL/分以上又は血清クレアチニン値2.0mg/100mL以下の腎不全例では、心筋梗塞後に使用される通常量でよい。
2) 中等度の腎機能障害例(GFR25~49mL/分又は血清クレアチニン値2~5mg/100mL)では、少量アスピリンに問題なし。ただし通常量使用はしばしば障害を進行させるので注意が必要である。
3)高度の腎機能障害では、投与を避ける。
腎でのプロスタグランジン合成阻害作用により、水及びNa の貯留が起こり、浮腫、血圧上昇を呈する傾向がある。また、心不全などレニン-アンジオテンシン系の活性が亢進している状態では、アンジオテンシンⅡの血管収縮作用に対しプロスタグランジンの血管拡張作用が拮抗的に働き、循環系のバランスを保っているが、プロスタグランジン合成阻害によりこのバランスが損なわれる可能性がある。
 
〈A330〉
重篤な腎障害のある患者は禁忌です。血中濃度が上昇し、重篤な副作用が発現するおそれがあります。
腎障害又はその既往歴のある患者は、慎重投与です。副作用が強くあらわれることがあります。
 
重篤な腎障害患者は薬物排泄機能が著しく低下しています。また、腎でのプロスタグランジン合成阻害作用による腎機能低下や、過敏反応による腎障害が現れた場合、重篤な転帰をとる可能性があります。
透析中の腎不全患者では、血漿蛋白結合部位から遊離した遊離型サリチル酸が腎機能正常者に比べて有意に高値であったとの報告3)があり、サリチル酸中毒発生の可能性を示唆する報告4)もあります。
アスピリンなどのNSAIDs は腎におけるプロスタグランジン合成を阻害することにより腎血流を減少させるとともに、尿細管における水及びNaの再吸収を増加さます5)~8)。更に、インドメタシンは、免疫複合体糸球体腎炎モデルを用いた試験で、腎血漿流量及び糸球体ろ過率を有意(p<0.01)に減少させたという報告9)があり、腎機能を更に悪化させるおそれがあります。
 
【引用】
・バファリン配合錠A81インタビューフォーム2014年6月改訂(第3版)Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目5.慎重投与内容とその理由
・バファリン配合錠A330インタビューフォーム2014年6月改訂(第3版)Ⅷ.安全性(使用上の注意等)に関する項目2.禁忌内容とその理由(原則禁忌を含む) 5.慎重投与内容とその理由
1)日本薬局方・医薬品情報(JPDI), 17(1996) BF-0249
2)鈴木洋通:今月の治療, 6, 1229(1998) BF-0205
3)Lowenthal. D. T. et al.:J. Clin. Invest., 54, 1221(1974) BF-0064
4)Needs, C. J. et al.:Clin. Pharmacokinet., 10,  164(1985) BF-0123
5)Altsheler, P. et al.:Am. J. Physiol., 235, F338(1978) BF-0076
6)FejesToth, G. et al.:Am. J. Physiol., 232, F416(1977) BF-0071
7)Epstein, M. et al.:Circ. Res., 45,  71(1979) BF-0086
8)Brater, D. C.:Clin. Pharmacol. Ther., 25,  322(1979) BF-0084
9)Rahman, M. A. et al.:Kidney Int., 27, 220A(1985) BF-0125
 
【関連情報】
特にありません。
 
 
【更新年月】
2020年2月

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