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  • No : 3366
  • 公開日時 : 2019/01/22 00:00
  • 更新日時 : 2019/03/22 11:57
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【レンビマ・肝細胞癌】 レンビマ投与中の腎障害及び蛋白尿について教えてください。

【レンビマ・肝細胞癌】 

レンビマ投与中の腎障害及び蛋白尿について教えてください。

カテゴリー : 

回答

目次

・まとめ

・発現状況

・発現時期

・対策

・症例概要

 

まとめ

● 国際共同第III相試験で報告された腎障害関連の副作用のほとんどは蛋白尿でした。

● 蛋白尿があらわれることがあるので、本剤の投与期間中は定期的に尿蛋白を観察してください。

● 異常が認められた場合には、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行ってください。また、必要に応じて、専門医へご相談ください。(引用1)

 

※減量、休薬又は中止基準については、「 【レンビマ・肝細胞癌】副作用発現時の休薬、減量及び中止基準について教えてください。 」をご参照ください。

 

 

発現状況

国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)における腎障害関連の副作用の発現状況は下表のとおりです。

全体集団と比較して、日本人集団では高頻度に蛋白尿が発現しました。(引用1)

CTCAE v4.0のGrade分類

                                                                  (引用2) 

 

発現時期

国際共同第III相試験(304試験,REFLECT)のレンバチニブ投与群における腎障害事象の初発までの期間[中央値(最小値,最大値)]は全体で43.0日(6日,615日)、日本人では28.0日(8日,450日)でした。特に、蛋白尿(尿中蛋白陽性を含む)の初発までの期間[中央値(最小値,最大値)]は全体で43.0日(8日,615日)、日本人では29.0日(8日,450日)でした。(引用1)

 

 

    

対策

●投与前に尿蛋白が1+以下であることを確認してください。2+である場合は、定量検査にて1.0g/日以下であることを確認してください。

●定期的に尿蛋白の検査を行い、尿試験紙で尿蛋白3+以上が確認された場合は蛋白/クレアチニン比(P/C)スポットテスト*又は24時間蓄尿を行い、蛋白尿を評価してください。

*随時尿を用いた蛋白/クレアチニン比(P/C)スポットテストの結果は、24時間蓄尿の結果と強く相関することが分かっています。P/Cスポットテストは1日の尿蛋白排出量の推定に用いられます。

●Grade3(3.5g/日以上)の蛋白尿が発現した場合は休薬し、蛋白尿がGrade2以下に回復したことを確認し、同量又は1段階減量してから再開してください。

●腎障害関連事象が認められた場合は症状に応じて、減量、休薬又は中止等の適切な処置を行ってください。

また、必要に応じて、専門医へご相談ください。

●国際共同第III相試験における腎障害(蛋白尿を除く)の休薬・減量・中止の基準は下記でした。

• 忍容できるGrade2が認められた場合は、投与を継続

• 忍容できないGrade2*又はGrade3が認められた場合は、軽快後に1段階減量して再開

• Grade4が認められた場合は、治療を中止

*Grade3には該当しないが、医師・患者が減量・休薬を必要と判断した場合

 

(引用1)

 

症例概要

 

 

レンバチニブ12mg投与約半年後に蛋白尿Grade1を発現し、その後尿蛋白3+、4+が確認されるも定量検査でGrade2と診断され、レンバチニブを継続した。手足症候群Grade3が認められ、レンバチニブを8mgに減量するも再開後は蛋白尿が継続した。複数回の尿蛋白3+時点での定量検査ではGrade2と診断されたが、投与530日目を超えて尿蛋白3+時点でGrade3の蛋白尿が確認され、休薬した。Grade1に回復後、同量再開するも再度定量検査でGrade3(尿試験紙では3+)が認められ、休薬後、4mgに減量し、レンバチニブを再開した。(引用1)

 


【引用】

1)    【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブックII.注意いただきたい副作用とその対策 p27~29 (LEN1087BSG)

2)    【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック Ⅴ.参考 p77 (LEN1087BSG)


 

【作成年月】

2019年1月

【図表あり】

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