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医療用医薬品一覧
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【フェロミア】
過量服用時の対処方法は?
(1)症状
主な症状は胃粘膜刺激による悪心、嘔吐、腹痛、血性下痢、吐血等の消化器症状です。また、頻脈、血圧低下、チアノーゼ等がみられます。重症の場合は、昏睡、ショック、肝壊死、肝不全に至ることがあります。
(2)処置
服用初期には催吐、胃洗浄が有効です。その他に下剤、鉄排泄剤(デフェロキサミン)等の投与を行ってください。血圧低下や循環虚脱があらわれた場合には、昇圧剤、輸液等による対症療法を行ってください。
(①②)
①今井一彰ら:中毒研究, 11, 271(1998)FEA-0137
②Balmadrid, C. et al.:Emerg. Med., 41, 36(2009)FEA-0188
【引用】
・フェロミア錠50mg・顆粒8.3%添付文書 2014年6月改訂(第11版) 【使用上の注意】 8.過量投与
【関連情報】
特にありません。
【作成年月】
2017年12月