本剤は、エーザイ研究所で開発されたヒヨスチアミン系の副交感神経遮断剤です。

本剤は、平滑筋に対する鎮痙作用、胃液分泌抑制作用及び胃・小腸運動抑制作用を有します。

臨床では胃潰瘍、十二指腸潰瘍等の消化器疾患に伴う痙攣性の疼痛に有効であることが確認されています。

当初はカプセル剤のみでしたが、錠10mgの開発により1回1錠投与が可能となりました。また、対象と

なる患者が中高年層に多く、カプセル剤、錠剤の服用が困難な例があるため顆粒剤も開発しました。

【引用】

･コリオパンカプセル5mg･錠10mg･顆粒2%インタビューフォーム 2018年10月改訂（改訂第8版） Ⅰ．概要に関する項目 2．製品の治療学的･製剤学的特性

【関連情報】
特にありません。

　
【更新年月】
2018年11月