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医療用医薬品一覧
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以下の患者様には慎重に投与してください。
(1)てんかんの患者
〔中枢刺激作用によって発作を起こすことがあります。〕
(2)甲状腺機能亢進症の患者
〔甲状腺機能亢進に伴う代謝亢進、カテコールアミンの作用を増強することがあります。〕
(3)急性腎炎の患者
〔腎臓に対する負荷を高め、尿蛋白が増加するおそれがあります。〕
(4)うっ血性心不全の患者
〔テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、血中濃度測定等の結果により減量してください。〕
(5)肝障害のある患者
〔テオフィリンクリアランスが低下し、テオフィリン血中濃度が上昇することがあるので、血中濃度測定等の結果により減量してください。〕
(6)高齢者
高齢者では副作用の発現に注意し、慎重に投与してください。
〔高齢者では、非高齢者に比べ最高血中濃度の上昇及びAUCの増加が認められたとの報告があります。〕
(7)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人、産婦、授乳婦
1)妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください。
〔動物実験(マウス、ラット、ウサギ)で催奇形作用等の生殖毒性が報告されています。また、ヒトで胎盤を通過して胎児に移行し、新生児に嘔吐、神経過敏等の症状があらわれることがあります。〕
2)本剤投与中は授乳を避けさせてください。
〔ヒト母乳中に移行し、乳児に神経過敏を起こすことがあります。〕
(8)小児
1)小児、特に乳幼児は成人に比べて痙攣を惹起しやすく、また、テオフィリンクリアランスが変動しやすいのでテオフィリン血中濃度のモニタリングを行うなど慎重に投与してください。なお、次の小児にはより慎重に投与してください。
①てんかん及び痙攣の既往歴のある小児
〔痙攣を誘発することがあります。〕
②発熱している小児
〔テオフィリン血中濃度の上昇や痙攣等の症状があらわれることがあります。〕
③ 6 カ月未満の乳児
〔乳児期にはテオフィリンクリアランスが一定していません。6カ月未満の乳児ではテオフィリンクリアランスが低く、テオフィリン血中濃度が上昇することがあります。〕
2)低出生体重児、新生児に対する安全性は確立していません。(使用経験がありません)
【引用】
・テオロング錠50mg・錠100mg・錠200mg・顆粒50% 添付文書2018年4月改訂(第14版)【使用上の注意】 1.慎重投与
【更新年月】
2018年10月