食欲減退が発現した場合は、症状に応じて速やかに休薬又は減量等の適切な処置を行ってください。(引用1)
国際共同第III相試験を用いた母集団薬物動態解析の結果、本剤の血中濃度が高ければ高いほど、有害事象が発現しやすいことが確認されました。
対策
● 強い食欲不振が認められた場合、主治医に伝えるように指導してください。
● Grade3又は忍容できないGrade2*が認められた場合、本剤を休薬して症状がGrade1以下に軽快後、1段階減量して本剤投与を再開してください。(引用1)
*Grade3には該当しないが、医師・患者が減量・休薬を必要と判断した場合。忍容できないGrade2の食欲減退の場合、休薬せずに減量して投与継続することも可能です。
(引用2)
【引用】
1)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック II.注意いただきたい副作用とその対策 p46 (LEN1087CSG)
2)【肝細胞癌】レンビマカプセル4mg適正にご使用いただくためのガイドブック V.参考p81 (LEN1087CSG)
【更新年月】
2020年3月
【図表あり】