hhcホットライン
(平日9時~18時 土日・祝日9時~17時)
![]() |
医療用医薬品一覧
|
電子添文には、代謝及び排泄に関する以下の記載があります。
16. 薬物動態
16.4代謝(引用1)
本薬は経口投与されたとき、消化管障害作用の弱い未変化体のままで吸収され、ヒト又はイヌの血中では多くは未変化体として存在する。未変化体は肝及び腎において活性体であるインドメタシンに代謝されて血中にインドメタシンを遊離し、また、炎症組織(ラット)あるいは炎症標的細胞(ヒト、ラット滑膜細胞)でもインドメタシンに代謝されることがin vivo及びin vitroの試験で明らかにされた(引用2、3、4、5、6、7、8、9、10)。
16.5排泄(引用11)
健康成人男子5名にインフリーカプセル100mg2カプセルを単回経口投与した場合、尿中にデスベンゾイルインドメタシン(投与量の5.5%)、インドメタシン(同2.9%)、デスメチルインドメタシン(同1.9%)が排泄され、未変化体は検出されなかった。(引用2)
【引用】
1)インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg電子添文 2024年10月改訂(第2版) 16. 薬物動態 16. 4代謝
2)池内 宏ら:臨牀と研究,1989;66(7):2360-2370 [INF-0035](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
3)Kumakura S.et al. : Agents Actions, 1990;29(3-4):286-291 [INF-0010](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
4)尾崎 覚ら:応用薬理,1989;37(5):439-446[INF-0012](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
5)三島万年ら:薬物動態,1991;6(4):615-626 [INF-0074]
6)Kobayashi S.et al. : Drug Exp. Clin. Res.,1984;10(12):845-851 [INF-0009](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
7)Mishima M.et al. : Xenobiotica,1990;20(2):135-146 [INF-0018](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
8)三島万年ら:薬物動態,1989;4(4):419-433 [INF-0017](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
9)三島万年ら:薬物動態,1989;4(4):447-457 [INF-0026](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
10)Mishima M.et al. : Res. Commun. Chem.Pathol. Pharmacol., 1991;72(2):183-190 [INF-0071](本研究はエーザイ株式会社の支援を受けて実施された)
11)インフリーカプセル100mg・Sカプセル200mg電子添文 2024年10月改訂(第2版) 16. 薬物動態 16. 5排泄
【更新年月】
2025年3月